「ECN(Electronic Communications Network)」とは、電子取引ネットワークのことで、近年のITの発展によって、コンピューターを利用して市場の売買ニーズを集約し、売買を成立させる仕組みとして誕生しました。
為替のインターバンク市場では、さまざまな銀行同士で相互に連絡を取り合い、ベストプライスを提示している相手と取引をする、相対取引が行われています。しかし、IT技術の発達に伴い、さまざまな銀行の提示する「買い」注文や「売り」注文を取りまとめるバーチャルな取引所的な仕組みを作ることが可能となり、ECNという概念が生まれ、為替の世界でも10程度のECNが稼働していると言われています。
一般的なECNは、マーケットメイカーと呼ばれる銀行などの機関投資家が中心的な取引者となって、さまざまなマーケットメイカーからの「売り」注文と「買い」注文を直接結びつけるマーケットプレイス(板寄せ)方式を採用しています。また、インターバンクレートやマーケットメイカーからの注文が集約し、気配値は板情報によって取引者に公開されますので、非常に透明性の高い、公正なマーケットです。
なお、さまざまな取引参加者からの注文が集約され、その公開されているプライスに直接注文が行われたり、市場参加者自身もビッドやオファーを出せるため、板に表示される最小単位はありますが、スプレッドは市場の売買注文そのものを表示しています。











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